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歯が無い認知症の後期高齢者の食事という難題

更新日:2023年3月14日

夕飯のとき母は「いつも同じメニューだなあ」と言った。

短期記憶に問題があるから気づいていないと思っていた。今日、初めて毎晩同じメニューだと気づいたのか、それとも気づいていたけど遠慮して言わなかっただけなのか不明だ。

ただ、同じメニューばかりでつまらないという気持ちは理解できる。

「俺だって色んなもの食べさせたいところだが、歯がない人でも食べられるものってなかなか見当たらないんだ。」と説明すると、特に反論はされなかった。


現在、母はレビー小体型認知症かつ歯が一本もない後期高齢者であるのみならず、便秘症状で困っている。ケアマネージャーに相談したが、浣腸をしてくれるサービスは町内にないとのことでお手上げ。

やむをえず、週に1回~2回家族が浣腸をしてあげなければ便を出すことができない。

医者に相談したことがあるが、例外的に看護師さんに浣腸をしてもらった後の数日間、家族は勝手な時に突然噴出する大便の始末に明け暮れるという大参事を経験した。昼も夜も母がオムツと便器の端に下痢したような便をだらだらと。おむつはいいのだが、ズボンを汚すので着替えさせなければならなかったりで、本当に地獄だった。

で、医者ではだめだという結論に達したわけだ。


今のところ、市販の浣腸を使うのが一番安全で確実な方法となってしまっている。

下剤も試したが、肛門近くで固まった便は出てこず、ただ下痢の液体がだらだら垂れてくるという災難に本人も家族も参ってしまったのだ。




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