前回から1週間浣腸をしていなかった。
便意がないというので、するタイミングが分からなかったし、自然に出る可能性にかけたとも言える。
結局、今日まで出なかったので、本人の希望により便意がないまま浣腸を施した。
トイレで便器の前で浣腸器を本人の手で肛門に持って行かせ、位置が確定した時点でバトンタッチして俺の手でそっと痛くないことを確認しながら押し込むのだ。
もちろんゴム手袋使うし、防臭マスクは必須だ。俺の場合は服を汚す危険を避けるため、防護服を着用する。
経験的に肛門に差し、ゆっくり液を注入し、そのまま数分待つことが最も重要だ。
さもなくば、空振りに終わる。液が逆流して流れ出てしまうのだ。
おそらく5分くらい液が浸透するまで待ち、その後で慎重にゆっくり浣腸器を引き抜く。
そして今晩の浣腸は大成功だった。
数分後、大きくて柔らかい便がどっと落ちたのだ。
これまでで、一番大きかった。サビ取りスプレーのKURE 5-56の缶くらいのサイズだった。
これは画期的だった。よし。よし。
母本人はと言うとその後が心配のようで「もっと出てくるような気がする。大丈夫だろうか?」と言った。
毎度のことだが、健康のことより、おむつを汚して取り替えたりする必要が出ることの方を気にして心配していた。